育児に疲れたら読む本
【育児に疲れたら読む本】
育児、生活、毎日ストレスたまりますよね…( ´_ゝ`)
そんな中、私が子育てストレス感じたときに読む本。
それは…
夫が買ってきたやつ?持ってたやつ?なんだけど、色んな「お母さん」の話が載ってます。今回のは雑誌ですね。
元サッカー日本女子代表の澤さんの話や、バレーボール全日本女子代表の荒木さんの話など。
中には励まされる言葉がたくさんあって、パラパラとめくるだけでもハッとする言葉を見つけることができます。
例えば
「母性は本能として備わっているわけではなくて、育つもの」
「自分の時間を犠牲にしないと子育てはできません。」
↑やっぱそうなんだよね~~(´`)
自分の時間を持てないのが当たり前なんだと、良い諦めが出来た。なんだか心がスッと軽くなります。
その中で私が毎回泣いてしまって、今を大事にしよう、私が母親になったのは奇跡なんだと思い直すことが出来るお話があります。
ある死産をされたお母さんのお話です。
『出産予定日の前日に胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。
(中略)
赤ちゃんが元気に生まれたときの分娩室は賑やかですが、死産の時は本当に静かです。しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、「一晩抱っこしていいですか」と言いました。(中略)
その日の夜、看護師が様子を見に行くと、お母さんは月明かりに照らされてベッドの上に座り、子どもを抱いていました。「大丈夫ですか」と声をかけると、「いまね、この子におっぱいをあげていたんですよ」と答えました。よく見ると、お母さんはじわっと零れてくるお乳を指ですくって、赤ちゃんの口元まで運んでいたんです。
死産であっても、胎盤が外れた瞬間にホルモンの働きでお乳が出始めます。(中略)そのお母さんも赤ちゃんを抱いていたらじわっとお乳が滲んできたので、それを飲ませようとしていたのです。飲ませてあげたかったのでしょうね。』
この話を読むと、今おっぱいをあげて抱っこしている、この膝の上に腕の中にいる子がどれだけ尊いかを考えさせられて、今ぐっすり寝ている子どもを思いながら、抱っこしている姿を想像するだけで涙が出てきます。
それでも、イライラしたりあーもう!!ってなったりしますが、子どもを授かった奇跡を忘れないようにしたい、と思い直させてくれるお話です。
また、娘、母、父のトリプル介護をされた方のお話や、世界的ピアニスト辻井伸行さんのお母様のお話など、自分にはきっと出来ないわーー!!世の中すごい母がいるもんだ!と思うことや、そっかぁ私もそんな風に考えてみようかな、と思わせてくれるものなど発見や気づきがたくさんある雑誌です。
育児に煮詰まったり、もんもんとして視野が狭くなったりしたら、たまに取り出して目を通したくなる私のオススメ育児本でした☆
気になる方は是非調べてみてくださいね(*^^*)
それでは、今日も共に頑張っていきましょう~!☆