絵を描き続けるために必要なこと
描き続けるための要素って、色々あると思うけど、ひとつは「自分のスタイルが変わることを恐れないこと」。
世の中には色んな人がいて、色んな表現があるけど、それぞれって個々が考えたり学んだり感じたりしたことが現れてるんだよね。
私は昔から好きな画家がいる。
ターナー、ピカソ、マグリット、ワイエスなど。
ターナーの作品ってすごく勢いのある、風をそのまま表したような、印象的な作品が有名だけど、初めからそうではなかった。
目の前の風景を細かく再現して、どこの場所か特定できるような具象的な作品を描いていた。
だけど、色んな作品を見たり、色んなところを旅行したりして、自分が感動するまたは衝撃を受けたりすることで、何を表現するのか、どんな色使いをするか、どんな描き方をするのかって変わってくるんだよね。
私は昔、自分のスタイルっていうものを確立しなきゃいけない!と常々思っていて、「私ってこういう作品をつくる人」っていうのを早く決めたいと思っていた。(なんでたろう。不安だったのかな?それとも固定概念かな。)
誰かみても、「これは、チコ星人の作品だよね」っていうのをすごい求めてて、おかげで自分で自分の首をしめてたんだよね;;
もっと感じたことを自由に表現すれば良かったのに。。。
例えば、絵を描く人だから、イラストチックなのは描いてはいけない、とか、ダンスで表現してはいけないとか、彫刻じゃなく平面で勝負するんだ!とか
今思えば、もっと自由に色んな表現方法を学べば良かったと思う。
感動したことを文書にしたり、音楽にしたり、映像にしたり、写真にしたり、コラージュしたり。
なんで貪欲に「表現」というものを深めてこなかったんだろう。
これって、前回書いた【眠っている才能を伸ばす方法】にもつながると思うんだけど、やっぱり「私はこれは苦手な分野だ」とか「やっても失敗するから、。」って思って、それ以上広げようとしないんだよね。
思い込みって本当に虚しい。。(; ´△`)
私は子どもが生まれて、子供の絵を描くような人にはなりたくないと思ってたけど、今まで使ったことのない色を全面的に使ってド派手にしたり、背景の処理を超フラットにしたりして、子供の絵を描いてみた。そしたら描く楽しさを思い出した。
今まで見なかったような画家の作品をみて、良いと思ったところは、自分を素直に受け止めてあげて、作品にも繁栄させたいと思ってる。
自分の感じたことを素直に受け入れて、色んな表現に分散させることで、自分の中を昇華できるし、新しい自分も見えて、色んな表現に繋がるんだ!
あなたも作品が変わっていくことを楽しんで、表現し続けてみよう!
きっと新しい自分が見えてくる☆